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農林水産省

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農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン

※農林水産省は、令和4年3月8日に開催した第4回国際水準GAP推進検討会において、「我が国における国際水準GAPの推進方策」及び国際水準GAPガイドラインを策定しました。詳細は、令和4年3月8日プレスリリース及びGAPトップページをご覧ください。
なお、国際水準GAPガイドラインの策定に伴い、「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン」(以下、GAP共通基盤ガイドラインという。)は令和4年3月8日付で廃止しましたが、GAP共通基盤ガイドラインへの準拠確認がとれていたGAPに関しては、令和7年3月31日までの間、その効力を有するものとします。

農林水産省では、「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン」を策定しています。
 
英訳版(暫定版)はこちら

経緯 

食料・農業・農村基本法等においては、我が国が推進すべき農業及び関連産業のあり方を定めた基本理念が掲げられており、これらの基本理念の実現のためには、農業生産活動を行う上で必要な関係法令等の内容に則して定められる点検項目に沿って、農業生産活動の各工程の正確な実施、記録、点検及び評価による持続的な改善活動である農業生産工程管理(GAP)の取組を奨励することが有効です。他方で、国内に様々な農業生産工程管理(GAP)が存在するため、取組内容の共通基盤を整理することが課題となっているとともに、科学的知見や消費者・実需者のニーズを踏まえた取組への対応も十分に進んでいない状況にあります。このような実態を踏まえ、食品安全に加え、環境保全や労働安全のように幅広い分野を対象とする、高度な取組内容を含む農業生産工程管理(GAP)の共通基盤として平成22年4月に野菜、米、麦について本ガイドラインを策定、平成23年3月に他の作物及び林産物を対象に追加するため、本ガイドラインの改定を行いました。

また、「米のカビ汚染防止のための管理ガイドライン」(平成24年2月29日付け農林水産省消費・安全局)の策定に伴い、本ガイドラインの米に係る取組事項の一部を平成24年3月に改定しました。

農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン

本ガイドラインでは、農薬や肥料の使用、土壌の管理、危険な作業の把握など、食品安全、環境保全及び労働安全に関する工程管理の内容と、工程管理の手法((1)計画、(2)実践、(3)点検・評価、(4)見直し・改善)の実践において、特に奨励すべき事項を提示しています。また、地域の実情に応じた新たな内容の付加や、産地内での役割分担などのガイドラインの活用方法等を提示しています。 

農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン参考資料集 

本ガイドラインでは、工程管理の内容としての取組事項と併せて、それに関連する法令等の名称を示しています。これらの法令等の内容を参考資料集としてまとめておりますので、ご参照ください。

 「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための施策を実施するための基本的な指針」の改正に伴い、鳥獣被害対策の項目を改正しました。(平成24年7月4日)

農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドラインに関して頂いたご意見

〔参考〕

以下の制度は、本ガイドラインの取組事項を全て満たしていることを確認しております。

運営主体 名称 準拠している対象品目 制度概要 基準書等
(一社)日本生産者GAP協会 GH評価制度 野菜、果樹、米、麦、茶、飼料、その他作物(食用)、その他作物(非食用) 農場の管理実態を調査し、改善点とその優先度を明らかにする評価制度。GAP認証取得の教育システムとしても利用されている。 (一社)日本生産者GAP協会(Webサイト)〔外部リンク〕

お問合せ先

農産局農業環境対策課

担当者:GAP推進グループ
代表:03-3502-8111(内線4852)
ダイヤルイン:03-6744-7188

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