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農林水産省

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地域の伝統的な食文化の保護・継承のための手引き

更新日:平成27年3月26日


食育による食文化の保護・継承を推進するため、「地域の伝統的な食文化の保護・継承のための手引き」を作成しました。

1 概要

四季折々の食材に恵まれた日本は、長い年月をかけて地域の伝統的な行事や作法と結びついた食文化を形成してきました。しかしながら、近年の少子高齢化や地域社会とのかかわりの希薄化、また、食のグローバル化が進む中で、地域に伝わる優れた伝統的な食文化の保護・継承に危機感を持たざるを得ない状況となっています。

このような状況を踏まえ、食育基本法(平成17年法律第63号)においては、「伝統的な食文化や作法と結びついた食文化、地域の特色ある食文化等我が国の伝統ある優れた食文化の継承を推進する」こととされています。また、25年12月にユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」の保護・継承のためにも、食育の推進が重要とされています。

農林水産省は、食育を通じた地域における郷土食、行事食などの食文化の保護・継承活動を推進するため、食文化の保護・継承活動をこれから始めようとする方だけでなく、既に実施している方にも、効果的に活動していただけるよう、「地域の伝統的な食文化の保護・継承のため手引き」を作成しました。

2 「地域の伝統的な食文化の保護・継承のための手引き」について

手引きでは、「誰が(保護・継承の活動主体、関係者との連携)」、「何を(地域の伝統的な食文化とは)」、「どうやって(具体的な取組の方法)」活動を進めれば良いかを、先進事例を交えながら解説しています。また、活動の効果的な発展のためのポイントについても紹介しています。

主な記載事項は以下のとおりです。
第1章 保護・継承の活動主体、関係者との連携
第2章 地域の伝統的な食文化とは
第3章 具体的な取組の方法(効果的な食育活動、活動主体の運営)
第4章 活動を継続させるために

食育活動に取り組むNPO等民間団体をはじめ、連携協力先である地方公共団体等の関係者に、「地域の伝統的な食文化の保護・継承のための手引き」を御紹介していきます。本手引きの普及・活用を通じて、地域の優れた伝統的な食文化の保護・継承活動を活性化していきます。
 

地域の伝統的な食文化の保護・継承のための手引き(PR資料)(PDF:327KB)

地域の伝統的な食文化の保護・継承のための手引き(全体版)(PDF:2,240KB)(分割版1)(PDF:1,117KB)(分割版2)(PDF:1,649KB)

手引き表紙   (PDF:2,240KB)

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課

代表:03-3502-8111(内線4601)
ダイヤルイン:03-3502-5723
FAX:03-6744-1974

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